総合評価 |
4.5 of 5 |
コストパフォーマンス |
3 of 5 |
優れている点 |
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重量 剛性・耐久性 スムースな作動 エアによる広範囲なセッティング 短ストローク・短肩下 SPV |
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劣っている点 | |
値
段 |
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性能等が類似している製品 | |
02 Manitou Black
Elite Air |
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レビュー | |
2006年1月 名作「02 Black Elite Air」の一年ぶりの後継機種。変更点は原産国、コンプレッション方式、シール、重量、価格となっており内容的にはグレードアップしている。他の点、及び 基本性能はよく似ている。この年度よりブラックシリーズはオール台湾メイドに変更。それによる品質変化が懸念されたが杞憂に終わった。ロゴステッカーの ルックスはますますダサくなった。クラウンはザラザラしたマットブラックになった。重量は90g増加。 同年に発表された、コンプレッション調整をエア圧と容量でやってしまおうという「SPV方式」をブラックシリーズとしては初めて採用。この利き方が独特で 単なるペダリングロス削減目当ての可変式ロックアウトとは違い、エア室がもう一つ増えることによるボトム時の粘りを出せる特質がある。これにより、アシス トコイルスプリングを変えなくてもストリートに耐えうる硬さを作り出しやすい。SPVユニットは金属製で信頼感が高く、重量的にはTPCロックアウトユ ニットと同等である。 この年式からミニブーツが排除され、「イービルジーニアス」というシールに強化されている。街乗りでも細かい埃をせき止めてくれる率が目に見えて高まっ た。 価格が上昇し完全に高級サスペンションの仲間入りをしてしまったが、それに見合う向上が見られるやはり名器といえる。 |