<平沢進/P-MODEL>

BERSERK-Forces-(Gats Mix)(作詞・作曲・編曲  平沢進)
BERSERK-forces-
(from the single "BERSERK-Forces-")


 
1999年某日初稿


<この曲への思い>

「平沢進の音楽との出会い」でも書いたように、ベルセルクの音楽は私が平 沢さんを知るきっかけとなった作品だから、どれも印象深いものばかり。そういうわけで、初めて採譜した平沢進の曲はこれだったと思う。

最近知ったのだが、どうやらベルセルクの音楽はそのほとんどが氏の過去の音楽的素材を寄 せ集め、加工したものであることがわかった(我ながら身も蓋もない言い方)。このforcesも例に漏れず、Solo 4th Album「AURORA」の「舵をとれ」のアレンジ。私見では、そんなわけでこのforcesの人気はいまいちに思えるのだが、私は「舵をとれ」に勝る とも劣らず好きだ。その理由は、平沢さんの曲の中で一二を争うほど力強い点である。

ベースラインのシンセはより力強いものに変えられ(私の某友人もこの音色は印象的だった らしく、「てかてかてかてか」と口ずさんでいた)、イントロのリードシンセも切れ味の良い「剣」を思わせるものに変えられた。パーカス周りもスネアが フィーチァーされるなどして強化された。そしてあの荘厳で分厚いサビ。私はこのサビのような、ダークでちょっとヤバめで宗教色を匂わせるようなやつが、結 構好きである。年を経るごとに、平沢さんの曲にもこういったタイプの曲が増えているようだ。「救済の技法」なんか一曲を通してこんな雰囲気だし(あれは ちょっとヤバすぎ?)。ちょっと感じが違うが、「環太平洋偽装網」とか「Day Scanner」とか。

閑話休題。この分厚いサビまでストリングスによる和音なんかもほとんどなく、無機的に且 つ力任せに曲は進行していき、最後に、待ってましたと分厚いサビが出てくる。もうこの進行がたまんないっすよ。もう、ほんとにforcesって感じ。ノリ ノリ。原作「ベルセルク」のファンでもある私にとっては、作風、特に主人公にベストマッチで更なる相乗効果(三浦健太郎氏は嬉しかっただろうなぁ)。しか し、劇中歌なのに劇中ではあのサビは使われずじまいで残念。この点は、アニメ版ベルセルクに対する不満のひとつである。いっそのこと主題歌にしちゃえば良 かったのにとも思ったが、逆に無理に曲が縮められたりして良くなかったかもしれない。

<制作日記>
いつも通りX68000+Z-MUSICver2.0でもってMMLで打 ち込み。なかなかまとまっているのではないかと、自負している。本家X68000ヴァージョン(zmsファイル/mp3)だと、サビで、God hand mixのイントロよりサンプリングした平沢s’コーラスが流れてよりいい感じ。なんかイントロのリードシンセは、プロレスっぽくなってしまった。 SawWave使うといつもプロレスっぽくなってしまう。CheeseOrganのキーンと言う感じはめっけものだった。なぜGatsMixなのかという と、一回目のサビの後シンセをミュートしてリズム系の力強さを強調したから(大して力強くないが、ここは私の力不足。いくらシンプルで力強いといっても、 間奏がないのはさびしいので、いつか「舵をとれ」の間奏を突っ込んだ「剣をとれmix」を作りたい(でもあれ速いんだよな、音取れなそう)。

追記:SawWaveは変更。もうあんまりプロレスっぽくはない。
この曲は他の音源だと特にひどいみたいである。
 

1999.9.21 Ver.1.09

ベースの手直し。サンプリングのタイミング修正。


Lotus(作詞・作曲・編曲  平沢進)

Sim City
(from Solo 5th album 「SimCity」)


 
1999年某日初稿


<この曲に対する思い>

これは初めて聴いた平沢さんのソロアルバムの中ではじめて気に入った曲。 U2の 場合でいうところの「one」。キャッチー且つ奥の深い名曲。ライヴで生で見てみたい。
<制作日記>
基本的に繰り返しなので、割とすんなり完成。でも、ベースの音は採りにく かったっけ。平沢さんの曲、それも最近のかなりプラグドな曲ってベースが採りづらい。リズム系を押さえて主旋律とコードだけで厚みを出すという手法を取っ ているようで、これは氏の曲の特徴のひとつのように感じる。

追記:kさんのご指摘どおり、ベースがめちゃくちゃだったのを修正。
でもなんかあまり変わってない。


Ghosts (作曲・編曲  平沢進)

ベルセルク・サントラ
(from 剣風伝奇ベルセルクサントラ)


 
1999年某日初稿


<この曲への思い>

この曲に対する気持ちもforcesで述べたのとあまり変わりない。ヤバ くて力強くてかっちょいいジュビジュビッとしたベースラインに惚れたわけで。
<制作日記>
進行が速いし単なる和音をバラかしただけのベースではなかったのでいきな り苦労。ってゆうか、この曲に限ったことではないが、間違いがあると思われる。まぁ、そのへんはアレンジしたんだなと目をつぶってやってくんなまし。

追記:この曲も、リアルタイムに音色をいじっているので、他音源だとそれが全く再現され ない。


Town-0 Phase-5(作詞・作曲・編曲  平沢進)


救済の技法
(from Solo 7th album 「救済の技法」)


 
1999年某日初稿


<この曲に対する思い>

いやー、驚いた、初めて救済の技法のCDを聴いたときは。のっけからかっ 飛ばしてて。私は、平沢さんの曲はどちらかというと、こういったスピード感のある曲のほうが好き。えらく惚れ込んだため、エレキギターのソロがあるにもか かわらずコピった。インタラでも最も盛り上がる瞬間だった。この一曲に平沢進の魅力が凝縮されていると思う。
<制作日記>
上記のように、ギターソロにとても難儀した。今現在のヴァージョンでも完 成しているとは言い難い。エレキのソロというものは、忠実に再現するのはやっぱり不可能ではないか、DTMでは。だってイフェクトかけるともう別の音色で ある。ヴィヴラートもえらく変則的な場合が多い。いい音色もないし(少なくともSC88は)。一部のギターでリアルタイムレコーディングできるようだが、 技量があってそうすればうまく行くのだろうか。というわけで、ギターソロはしょぼい。「私は、もっとうまくやったよ。」という方いらっしゃいましたら、ぜ ひぜひお聴かせを。

追記:ギターソロのうねりを一部変更。
この曲はリアルタイムに音色をいじっている箇所があるので、他の音源だとつらい。
 
 
 

1999.9.21 Ver.1.11:

ヴォーカル、ストリングス、シンセベース等大幅手直し。


ハルディン・ホテル(Live Version) (作詞・作曲・編曲  平沢進)


時空の水
(from Solo 1st Album "時空の水")


 
 
1999年某日初稿


<この曲への思い>

この曲は、マーチ&レゲエの雰囲気が漂う異色作。以前はそんなに気にとめ ていなかった曲だが、ヴィデオ「架空のソプラノ」での実演を見て惚れ直した。最近の曲にない開放感が魅力的。メロディーラインはいわゆるヒラサワ節で意外 性に富んでいる。そのためか、私はこれを歌うのが好きである(下手だが)。人気も高いようだ。
<制作日誌>
「架空のソプラノ」のライブヴァージョンで、間奏はエレキギターとなって おる。これは久々にスピードコピー(自分にしては)した曲でこのHP立ち上げのきっかけとなった曲。某Tさんの曲を聴かせていただき、よしやろうつって 作っちまった。そしてあたしゃーとんでもない失敗をしちもうた。息するったって声が出ないんです。とまあ、今のところ公開は出来ないが、いつの日か日の目 を見るときのためにヴァージョンアップに励みたい所存。

追記:

晴れてではありませんが公開の運びとなった。割とまとまっているのではと自負。 Miss.N(?)の歌があるので、「トルヒーヨの・・・」をフライングしないように。作った自分はフライング。ギターソロの後半はかなりアヤシイがヴィ デオの師匠もいいかげんに弾いている(オイオイ)のでご勘弁を。あと、「トルヒーヨのハルディン」のコーラスがへんにハモッてる。こういう音程にならない 掛け声みたいなのは音採りにくい、って言うかとれない。Tさんは、「世界タービン」の「タービン、タービン」の部分を見事に採譜。ああいうのだめだ、私。

追記2:

ギターソロ部分の伴奏を追加。


救済の技法(作詞・作曲・編曲 平沢進)

救済の技法
(from solo 7th album ”救済の技法”)


 
1999年某日初稿


<この曲への思い>

これは、通称「バカコーラス」が史上最高に堪能できるクレイジーな曲。イ ンタラでは、「TOWN-0 PHASE-5」の次に演奏されて、いきなりかいと驚いた。

<制作日誌>

バカコーラスが再現したくって制作。作ってみて分かったのだが、この曲リ ズムは三拍子であった。最初それに気付かず取りづらいと感じた。久々にティンパニーを使ったが、やっぱり量感よく鳴ってくれない。ボーン、ボーンって鳴っ てほしいのにボンボンとしかならない。あと、イントロのスマトラホーンパイプもどき。撥弦楽器のような吹奏楽器のような不思議な音がしている。いまいち ニュアンスが出いない。

追記:もたりを若干修正(特に馬鹿コーラス付近)。


Gats(作曲・編曲  平沢進)

ベルセルク・サントラ
(from 剣風伝奇ベルセルク・サントラ)


 
1999年某日初稿


<この曲に対する思い>

これは、「平沢進との出会い」でも書いたように平沢さんの曲&歌声を聴い た最初。こうして入れ込むようになった今でも、大好きな曲。歌声はサンプリングしたものと思われるが、この曲用の新録音かは不明。
<制作日誌>
いや〜、慣れないピアノは難しい。できあがったものはなんか変。そんなわ けで、後からやり始めた"救済の技法"の方が先に完成してしまった。あと、平沢さんの歌声の部分が面白くもおかしくもなくなってしまった。やっぱり平沢さ ん曲は、メロディーラインなどももちろん魅力的なのだが、その歌声もまた、欠くことのできない重要な要素である。

追記:サビのピアノを若干修正。それと、この曲は割とどんな音源でもオッケーなようだ (例外的に)。


Chevron(live ver.)(作詞・作曲・ 編曲  平沢進)

Big Body
(from P-MODEL 9th album"big body")


 
 
1999年某日初稿


<この曲への思い>

この曲は、P-MODELの曲としては穏やかでスローテンポな曲。ソロ 4thアルバム「AURORA」の「LoveSong」のP-MODELバージョンという感じ。ビブラート多目で低く押さえて歌うのはなんか平沢進らしか らぬものがある。ギターソロがまたかっこいいんだな、これが。
<制作日誌>
祝!P-MODELデータ第一弾!!

というわけで、第一弾。最近やっとアルバム"big body"を手に入れることができたのだが、グーですこれは。私は、「AnotherGame」あたりは、まだちょっとよさが分からないので、適度にメロ ディアスな作風がいたく気に入った。脳みそがピコピコいいそうなぐらい電脳チックですが、なぜか開放感があって聴きやすい。やはりドラマーが人間だといい のでしょうか。あと、サンプリングが少ないのがいい。お馴染みのAMIGAボイスはあるが。最近はちょっと多すぎるんではないか、サンプリング。

これはスゴイ、なんと二日で完成。自己最高記録更新!曲が小編成且つスローテンポである ことが大きいが、ちょっとは私の技術も進歩しているということなか。ライブアルバム「PAUSE」収録のライブバージョンで、ギターソロと歌の三番が長い やつ。イントロのシンセベースがいまいち感じがでてない。あとは、例によってギターソロにはてこずった。「ぐーん」となっていた音が、ちょっと上になるだ けで「ポー」となってしまうんだから困り者である。
 

追記:イントロの「ぷくぷく」の音色を修正。メロをワンオクダウン。


Zebra(live ver.)(作詞・作曲 平沢進、編曲 P-MODEL)

One Pattern
(from P-MODEL 7th album "ONE PATTERN")


 
1999年某日初稿


<この曲への思い>

これもまた「PAUSE」に収録のライブバージョン。どちらかというとソ ロ寄りのメロディアス且つ心地よいナンバーで人気も高いようだ。歌うのが楽しい曲の一つでもある。
<制作日誌>
「PAUSE」はごく最近手に入れたのだが、とてもいい。このZebra も「ワンパターン」収録のものからはだいぶイメチェンしてかっこよくなっている。イントロのベースからしてかっちょよい。リズム周りもP-modelの正 規アルバムでは絶対やらないようなバンドチックなものとなっている。あと、かつての定番AMIGAおじさんの声もいい感じ。

私のデータの方ではAMIGAの再現がかなり怪しい(特にラスト)。あとは割とまとまっ たかな。ちょっち音が薄いが。


ナーシサス次元から来た人(作詞・作曲・編曲 平沢進)

救済の技法
(from solo 7th album”救済の技法”)


 
1999年某日初稿


<この曲への思い>

これもなかなかの名曲。本人が歌ってしまったというソプラノボイスが圧 巻。米良美一顔負け。ライブでまともに歌っているかどうかは定かではないが。日頃の布教活動に於いても、この曲はかなり一般人にも好まれるようだ。ソロを ほとんど貸した友人は一番気に入ってるようだ。


<制作日誌>

当初は割と楽にいくのではと思っていたが、意外に手間取った。相変わらず 最近のソロはリズム&ベースが採りにくい。もごもごしてて掴み所がない。P-MODELの方も別の意味で最近リズムがあっさりし過ぎているので、どっかで 生きのいいドラマー(生身の(笑))とっつかまえてきて叩かせて欲しい。

出来の方は久々にうまくいかなかった。コードも所々間違えてるくさい。めんどくさいから そのまま出しちゃえ。相変わらずちょこちょこと音色もいじってあるので、他音源だときついと思われる。

MP3ファイルの方では自声サンプリングという大恥をさらす予定。fukajyawaこ れでコピー マニア(平Pコピーバンド大会)出場か?


2D OR NOT 2D
(作詞/平沢進、ことぶき光 作曲/平沢進、ことぶき光 編曲/ことぶき 光)
 

P-MODEL
(from P-MODEL 8th Album "P-MODEL")


 
1999年某日初稿


<この曲への思い>

ちょっと年季の入った平沢進/P-MODELファンの方なら誰でも知って いる人気有名ナンバー。カラオケに入ってる唯一の曲としても知られている。シェークスピアの名ぜりふをもじったようなタイトルが印象的。曲調もどことなく クラシックのバロック音楽のような旋律を相反するピコピコサウンドで仕上げてあって、一種パロディーのようなおもしろい雰囲気を醸し出している。

この曲収録のアルバム「P-MODEL」は昔のコンピュータで使われていたPSGのよう な音色を多用していて、一聴からしてすごくピコピコとテクノしているのがわかる。これはことぶきさんの影響だろう。同じくことぶきさん参加のアルバム 「Big Body」中の「幼形成熟BOX」も、平沢さんとの合作だがこれもまた凄い。笑っちゃうぐらいクレイジーだ。凄い人だ。ことぶきさん。
 

<制作日誌>
構成音が少なそうだったので作り始めたが、イントロが早すぎていきなり頓 挫。X68000のADPCMをうまく使って何とか音を採ることができた。でも、イントロの左手(ベース)の方は採りきれなかったので、適当にでっち上げ た。今まで幾度となく「でっち上げ」にて窮地をしのいできたが、今回はあからさまにヤバい。

mp3の方はまた自声サンプリングしようかな。というか全部歌う?


Big Foot (作詞・作曲・編曲 平沢進)

Big Body
(from P-MODEL 9th album "Big Body")


 
1999年某日初稿
<この曲への思い>
大好きなアルバム「ビッグボディー」からまた一曲。このアルバムには、タ イトルや歌詞に「ビッグ〜」と出てくるものが3曲ほどあるが、中でも飛び抜けて訳の分からないのがこの曲。なんで大足なんだ?見事術中にはまって、かっこ よくしかきこえなくなってしまうのは、さすが平沢さんと言うしかない。裏ストーリーがあるにせよ「Big Foot」なんて曲名を付けるのは平沢さんぐらいなものだろう。この曲は、ライブでやるものよりも、アルバム収録版の方がパーカスに勢いがあって好き。イ ントロの「プクプク」とスネアの溶け合い(?)がよい感じ。


<制作日誌>

いかにもテクノ・ポップで、シンプルな旋律の繰り返しが基本となってい る。ベースは終始同じパターン。でも、かっこいいんだなこれが。間奏のうるさいやつは始めギターかと思ったが、違かった。

MP3ではまた自声サンプリングを予定。


MOMO色トリック(Pinky Trick) 作詞・作曲  平沢進

In A Model Room
(from P-MODEL 1st album "In A Model Room")


 
 
1999年某日初稿
<この曲への想い>
アグレッシブでパンキッシュで、最近のソロなどと比べると、ほとんど別人 ではないかという印象の1stから一曲。このアルバムは、歌詞からも若さが感じられる(ちょっと卑猥な表現など)。楽しい曲が多くて好き。


<制作日誌>

 
久々に、生バンド編成の曲だったので、疲れた。MP3の方では、Win上で初めてWAVを音声 用に使ってみた。しかし、歌録りしたはいいものの、MIDIと同期させることがどうしてもできなかったので、手作業で同期させた。そんなわけで、歌は部分 的にずれている。PC上では自在に音声や効果音を扱えると聞いていたが、実際はかなり制約があるものだ。外部のMIDI音源とWAVを同期させた音を、 ループバックで同時にWAV録音しようとしたが、ダメだった。コーラスも入れたかったのだが、メモリの関係上、無理だった。歌入れにはやはり、別途MTR やミキサーが必要だ。歌がマジ下手なのはご了承ください。

追記:kizさんの指摘で、midを若干手直し。「ヘイ!」直前のベースは未だ怪しい。 MP3は一時閉鎖。

MP3修正。コーラス追加。


サイボーグ(『解凍』ライブバージョン)

KarkadorLiveの方法
(from P-MODEL 6th album "KARKADOR" and "Liveの方法")


 
1999年某日初稿
<この曲への思い>
P-MODELの曲のなかでも、かなり人気のある名曲で、平沢氏本人も気 に入っているのか、ソロのライブでもしばしば演奏されている。私も大好きな曲。シンプルで哀愁漂うメロディーラインがとても良い。

詞の方は、相変わらずというか、奇妙奇天烈で意味不明なものとなっており、たまにファン の間でも話題になっているらしい。「これのどこがサイボーグなの?」などと、何故この曲のタイトルが「サイボーグ」なのか、まずそこからして不可解であ る。
 

<制作日誌>
1999.8.11 ver.0.54

曲の編成及び構成は、「Liveの方法」に収録のP-MODEL解凍後のライブバージョ ンが基本。オリジナルでは若干イモっぽかったイントロも、解凍後のアレンジでは、スピード感ある無機的風味のテクノな仕上がりで大変結構である。少なくと も、この変化により、イントロだけでも”サイボーグ”を思わせるようになった。ただし、間奏の雰囲気はオリジナルのものが一番だと思うので、この部分の コード進行等はオリジナル通りに変えてみた。

本当は、SimCityバージョンという最新のものにしたかったのだが、なにぶんライブ で一度しか聴いたことがなかったのだった。あのバージョンで覚えているのは、かっちょいいデストロイをかましたことぐらい。というわけで、間奏2の部分に は、初期の構想通り、自己史上初全編でっち上げの滅茶苦茶デストロイを入れてみた。

デストロイを入れるにあたって、全てMMLで行うのは難しかったので、日頃使っているZ -MUSICではないRCDドライバというヤツと、対応ステップ・リアルタイムレコーディングソフト「STED2」を使って、これまた史上初リアルタイム レコーディングを試してみた。実際は、イントロとデストロイが、手弾き。今回の試みで、人間味を出すには有効な入力方法であることが分かった。しかし、デ ストロイはあまりにも滅茶苦茶なシーケンスをしたため、midファイルに変換することができなくなってしまった。

ボーカル入れは、病み上がりということもあり、今バージョンでは見送り。

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to be continued to live performance...
 
 

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