Komm, susser Tod(甘き死よきたれ)

ヂエンド
(from Soundtrack Album of The end of EVANGELION)


 
1999年某日初稿
<この曲への思い>
あのシャシンでこの曲が流れたときは、「きたきたきたー、これだこれー」 と鳥肌が立ったことを私は忘れない。摩砂雪氏と同じようにあそこは私の一番好きなシーン。というか、あのシーンがなかったら私はあの映画をちょっと認めら れない。というわけで、夏エヴァといえばこの曲、この曲といえば夏エヴァってくらい大好きな曲(特にイントロ)。
<制作日誌>
この曲は上記のように思い入れが激しく、違った環境で計三度も作った代 物。まず始めは、X1turbo+VIP+FM音源。つぎは、X68000+ZMUSICver2.0(AD PCM+FM)。そしてこのX68000+ ZMUSICver2.0+SC88で作ったもの。MMLで作った最初の曲且つ、MIDI音源で最初に作った曲でもある。え、その割には出来が悪いって? それを言っちゃあ、おしまいよ。

自分としてはかなりがんばって音をとりましたが、最後のほうの、ヴァイオリンかなんかが アドリブ(?)を初め出しちゃうあたりは採りきれなかった。イントロと後半のストリングスがビートルズっぽい。イントロが「Let it be」でストリングスが「Hey Jude」。


Good,or Don't be.

III
(from NEON GENESIS EVANGELION III)


 
1999年某日初稿
<この曲への思い>
希代の名曲「残酷な天使のテーゼ」(オープニング)のアコースティックア レンジで、TV版最終話に流れた印象的な曲。The end of〜で言うところのKomm,susser Tod。これはドレミ楽譜出版から出ているBGM集3を参考にした。
<制作日誌>
これは、ほとんど楽譜ベタ。間奏をギター用にして、ところどころ付け加え たぐらい。やっぱり楽譜があるとラク。


INFANTILE DEPENDENCE, ADULT DEPENDENCY

III
(from NEON GENESIS EVANGELION III)


 
 
1999年某日初稿


<この曲に対する思い>

二十話でちょろっと流れたときにすでに目をつけた曲。悩み好きなシンジ (庵野さん)にぴったりな曲。あたかも事の核心に迫らんとするような緊張感を感じさせる曲。
<制作日誌>
これも楽譜を参考にしましたが、Good, or〜に比べると結構つけ足した。チューブラーヘルツ、じゃないチューブラーベルとか。でもやっぱり楽譜はあるといいナ。

 

Spending Time in Preparation

II
(from NEON GENESIS EVANGELION II)


 
 
1999年某日初稿
<この曲への思い>
これはエヴァ見ててOP・ED以外でまず耳に残った曲。途中まで見た時点 では、BGMの印象はかなり薄かった。「BGM、このティンパニーが鳴ってるヤツしかないんじゃないの。このアニメ。」っていう。回が進むにつれ "Both of you, Dance Like You Want to Win!"、"THE BEAST II"、"THANATOS"あたりが目立ってきた。

伴奏入り本バージョンDecisive Battleとともに繰り返し用いられた曲。そういえば、「踊る大捜査線」というドラマで勝手に(?)使われていた。私、いわゆるトレンディドラマ(死 語?)系は一切見ないが(TV自体あまり見ないですけど)、前姉と母がこれよく見ており、その時気づきいた。あのドラマは、深津絵里のモノローグといい、 多分にエヴァっぽかったようだ。極太明朝体&L字形配列のスーパーが流行ったりとか、あきらかにエヴァショックは業界内にあったようだ。

ところで、この件に限らず、サントラというものはTV番組のいたるところで使いまわされ ているが、これって問題じゃないのだろうか。特にニュース、バラエティ番組。

<制作日誌>
これもまずX1で一回作って、MIDI買ってから移植。誰にでもできる簡 単な仕事。頭数稼ぐために引っ張り出してきた。


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