鳥かご


高さは必要ないが、なるべく大きいものの方がいい。ふつうの鳥かごでも構わないが地面は歩き回りやすいように網など を除去すべきである。また手入れし易さのために新聞紙を適当なサイズに折って地面に敷くのが良い。主食餌受け、水受けに相当するものは常設するのが必須。 高さのほとんどないウズラ専用籠というのも一応は存在するようだが品薄である。驚くと相当な勢いで跳ね上がるので天井部分は何らかの衝撃吸収材で覆 うことが絶対に要求される

 
 

砂浴び


うずらは小鳥の水浴びの代わりに鳩のように砂浴びをする。大きな籠なら砂場を常設しても良いが、やはり砂浴び中は相 当な勢いで砂を跳ね飛ばすので、現実的には砂浴び用BOXを別途用意することになる。定期的に、できれば毎日砂浴びをさせる。使用する砂は小鳥店で「焼き 砂」として売られている。自分で取って来る場合は滅菌のため炙って天日干しするのが好ましい。
水槽や虫かごなど

バッサッサササ・・・♪
 
 
 
 
 

えさ
 
 

主食

「ニワトリ・ウズラ餌」といったものが売られているが、あれらはおおむね卵を産ませることを前提とした家畜用 の飼料なので愛玩用うずらには向かない。卵は良く産むようになるが、寿命は大きく縮まり内臓にも異常が出やすいよ うだ。「鳩のエサ」というのをミキサーで砕いて与えると健康的である。
飼育委員の頃はチワワフードなる怪しげな飼料が供給されていた
 
 

カルシウム補給

卵を産むメスには特にカルシウム強化が必要である。着色されていないボレー粉がよい。卵の殻やちぎっ たスルメも良いようである。主食に混ぜて与える。また定期的に日光浴をさせてビタミンDを生成させることも重要である。

 
 

ビタミン・ミネラル

小松菜等の青物を週に一度は生で与える。タンパク質補給になるが、豆腐などが好物の個体もいるよう だ。
んふ、おいしいわ(はぁと)
 
 

生き餌

チャイロコメノゴミムシダマシの幼虫、通称「ミルワーム」がペットショップで購入できる。これを一日に5〜10匹ほ ど与える。あげすぎに注意。

ふつう売られているミルワームにはエサとして麦の殻が入っているが、それを食わせても栄養にならないので、乾燥野菜やうずら餌の残 りかすなどを与えて太らせる。水分の多い野菜は、良く拭いて、一日ほど干してから与えると良い。ミルワームは特に水分を必要としない生き物なので、食物以 外でも、水分に近づけてはならない。水を浴びるだけで、死ぬか、仮死状態になる(成虫はある程度の水分を欲する)。

暖かいところで栄養状態がよいと成虫に成長するので、困る場合は冷蔵庫で保管する。やがて、細粒状の糞が容器に沈殿してくるので、 定期的に、餌の部分をこしてやる。お茶の急須用のあみ(細かいもの)を使うと便利である。ダニ・カビの発生にも注意を払う。

生き餌としての野生の虫は、寄生虫を媒介する危険があるので慎重になるべきだ。

   
ミル見る見る育つ
 
 
 

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